四国電力は、高知県が推進する同事業について、四万十町町有林(SGEC認証森林)を対象に高知県及び四万十町の3者における「パートナーズ協定」を締結しました。
現在、同社は四万十よんでんの森において、間伐の実施、管理に必要な作業道の整備など、将来にわたって持続可能な森林経営のモデルとなる森づくり支援を行っています。
【協働団体】
高知県、四万十町
高知県が全国に先駆けて導入した森林環境税による活動事例で、平成16年4月に設立した銀行公認のボランティアサークル「四銀森林サークル」(行員や取引先の人、退職した人などが参加。平成18年11月現在の会員数50名)による森林保全活動です。
土佐の森救援隊から約半年間指導を受け、高知市と協定を結び、市の所有する公有林を間伐。平成17年度は高知市有林を約2ヘクタール間伐しました。
なお、土佐の森・救援隊とは現在でも年に1〜2度協働での間伐を実施しています。
【協働団体】
特定非営利活動法人 土佐の森・救援隊
四国リコーは、社会貢献及び社会奉仕を目的に、地球温暖化防止にも効果がある森林づくりと緑化思想の普及・啓蒙を図るため、平成16年3月18日に四国森林管理局と「法人の森林」の契約を行い、香川県綾歌郡綾川町樫原国有林に「四国リコー香川ふれあいの森」を設置しました(面積は2ha)。
現在、香川ふれあいの森において、四国リコー社員によるヒノキの間伐や枝打ち、下草刈りなどの森林保全活動を年に2〜3回行なっています。また、徳島県神山町町有林や愛媛県宇和島市、高知県甫喜ヶ峰においても森林保全活動を実施しています。
〜「法人の森林」について〜
「法人の森林」とは、緑のオーナー制度として国有林の中で樹木を国と共有して共に育てる制度です。この森づくりは、社員のレクリエーション活動として自由に活用できると共に、つる切り、下草刈り、遊歩道作りなどの林業体験も行い、対象となる森を豊かな生態系と美しい景観をもつ森へと誘導します。
【協働団体】
四国森林管理局
キリンビール高知支社は、高知県が推進する同事業について、四万十町の重木山を対象に高知県及び四万十町の3者におけるパートナズ協定を締結し、森林の手入れ(植栽・下刈り・間伐など)やCO2の吸収量増加、保水力向上などを目指した森林環境保全活動を行っています。
また、平成18年度は〜キリンビール水と自然とくらしのキャンペーン2006〜「たっすいがは、いかん!の森 山の手入れ体験バスツアー」を2度開催し、森林の手入れや高校生による研究発表会などが行なわれました。
【協働団体】
高知県、四万十町、四万十高校等
NTTドコモグループでは1999年より自然環境保全活動の一環として全国で「ドコモの森」づくりを実施し、京都議定書第1フェーズ(温室効果ガス削減目標期間 日本:−6%※1990年基準とする)である2012年までに全国47都道府県すべてに「ドコモの森」を設置する予定です。
香川支店では、四国最初の「ドコモの森」となる「ドコモ柏原ふれあいの森」を香川県綾歌郡綾川町にある国有林(3.12ha)に開設しました。
ドコモの森では、フォレスタ(※1)の活動をしている社員やその家族が森での整備活動、自然と触れ合う体験を通じて、環境保護やボランティア意識向上を図るとともに、地域の方々との交流の場としても活用しています。
また、協働団体であった「森林ボランティアこにふぁくらぶ」からは、「ドコモ柏原ふれあいの森」の開設当初、間伐方法等の指導面での協力がありました。
※1・・・フォレスタとは、ドコモ社員が結成した森林ボランティアのことで、「森づくり」活動として森林整備作業などの活動を定期的に行っています。
【協働団体】
森林ボランティア こにふぁくらぶ