環境省が全国の市町村・特別地方公共団体に対して実施した「一般廃棄物処理事業実態調査(平成18年度)」にて、四国のいくつかの自治体が3Rの取組について上位であったことが報告されました。
報告によると、1人1日当たりのごみ排出量は、人口50万人以上の自治体としては松山市(愛媛県)が最も少ない908.7gでした。また、人口10万人未満の自治体では、佐那河内村(徳島県)が2番目に少ない297.5g、神山町(徳島県)が4番目の308.6gでした。
リサイクル率については、人口10万人未満の自治体で上勝町(徳島県)が3番目の75.5%、神山町が7番目で58.3%とのことです。
【参 考】環境省ホームページ「一般廃棄物処理事業実態調査」
松山市は、「グリーン電力証書」を扱う資格を自治体として全国で初めて取得しました(名称:まつやまサンシャインフォレスト)。これは、「松山サンシャインプロジェクト」による太陽光発電の導入促進の一環として実施され、「グリーン電力証書」を活用した新たな仕組みづくりを進めることを目的としています。
今後、この資格取得によって公共用太陽光発電や市内の太陽光発電システム設置者の発電量を「グリーン電力証書」として売却し、売却益で新たな太陽光発電システムの設置を推進する予定です。(右の画像はグリーン電力証書のイメージ図です)
【参 考】松山市ホームページ「松山サンシャインプロジェクトについて」
愛鳥週間の普及・宣伝のため、(財)日本鳥類保護連盟の主催で実施された平成21年度愛鳥週間用原画コンクールにて、香川県の高校生の作品(右の写真 ※クリックすると拡大出来ます)が総裁賞を受賞しました。来年は、同作品を元に愛鳥週間ポスターが作成されます。
四国からは、同作品以外にも何点もの入賞がありました。入賞作品は、以下のリンク先より閲覧することが出来ますので、是非ご覧下さい。
【詳 細】(財)日本鳥類保護連盟ホームページ
産学民官の協働で環境活動を実施しているとくしま環境県民会議は、徳島市中心部への自動車通勤を抑制し、自転車や公共交通へ転換する社会実験を行いました(2008年11月10日〜14日)。環境省の委託事業の一環です(低炭素地域づくり面的対策推進事業)。
これは、徳島県の温室効果ガス排出量の中でも、増加傾向の高い運輸部門のCO2排出量削減を目的としたもので、約2,000人を対象に、アンケート調査やコミュニティー・サイクルステーションの設置、水上バスの運行(写真参照)などが実施されました。
【詳 細】とくしまの環境 ホームページ
徳島文理大学メディアデザイン学科の学生が、学内で発生するごみ削減への取組を開始しました。
学内での割り箸やペットボトルのゴミを減らすため、オリジナルの組み立て式のマイ箸と保温効果のある携帯用コップを販売。携帯用コップは、学内のカフェで利用されると10円引きとなります。
また、昨年学内のコンビニで試験導入して好評だった「回収式エコバッグ」の本格的な運用も始めました。(写真は回収式エコバッグに関するボランティア募集のチラシです)
【資 料】・回収式エコバッグボランティア募集 チラシ
・まいはし チラシ ・まいまぐ チラシ
【関 連】徳島文理大メディアデザイン学科ホームページ