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高知県須崎市のＮＰＯ法人四国自然史科学研究センターは、ＷＷＦとの共同で実施する「四国地方ツキノワグマ地域個体群絶滅回避のための総合調査」の一環として、ＧＰＳ（人工衛星を使った全地球測位システム）を使ったツキノワグマの追跡調査を開始しました。
四国のツキノワグマは、徳島・高知両県にまたがる剣山山系に十数頭から数十頭だけ生息していると推定されており、環境省は徳島・高知両県のツキノワグマを「絶滅のおそれのある地域個体群」として指定しています。
同ＮＰＯは、今回の調査によってツキノワグマの詳細な生息域や行動パターンを突き止め、今後の保護活動に活かしていく予定です。
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ＷＷＦホームページ＞四国で初！ＧＰＳを用いたツキノワグマ調査はじまる
香川大学大学院教育学研究科と、愛知教育大学大学院教育学研究科の有志の協同で、ＥＳＤのための副読本づくりを行い、「水・土・里のパイオニア�供歐諭垢鬚弔覆欧襦愎�と水』の物語−」が発行されました。
この副読本は、さぬきうどんの原料である小麦の生産地オーストラリアの旱魃問題や、イタリアでのスローフード運動の様子、中国や日本での食生活の変化、発展途上国の食料問題と日本の飽食（食料廃棄）などを通して、世界と日本のつながりや食糧問題等について考えていくという内容となっています。
漫画風の吹き出しを使った対話形式での説明や、グラフ活用などによる分かりやすい教材となっており、食生活と持続可能な社会づくりについての考えを深めることが出来ます。
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徳島県が、徳島市内にある徳島保健所に電気自動車の充電スタンドを設け、試験的な無料開放を始めました（平成24年6月11日より開始）。
この設備は、庁舎屋上に設置した太陽光発電装置で発電した電気を蓄電池にたくわえ、電気自動車に充電するというものです。
元々は、大規模な災害が発生した時の電力を確保することを目的としていましたが、電気自動車の普及啓発のために活用されることとなりました。
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香川県はさぬきうどんで有名ですが、一方で、毎日たくさんのうどんが廃棄されています。
そこで、ＮＰＯ・企業・行政・学識経験者などの様々な関係者からなる「うどんまるごと循環コンソーシアム」は、これらを厄介な生ごみとして廃棄処分するのではなく、循環サイクルの輪の中に組み入れ、エタノールやメタンガス、液肥として再利用するプロジェクトを2012年1月より開始しました。
現在循環させる仕組みが整い、今後はエコツアーのイベント開催などによる事業紹介や、取組を拡げながら事業継続することについての検討をしていく予定です。
（写真上)うどん店でのエタノール燃焼実験、（写真下）バイオエタノールでうどんを湯がいている様子
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土佐の森・薪倶楽部は、仁淀川流域での間伐材の有効利用を兼ねて山間部に住む高齢者の生活を支えようと、平成22年より薪の宅配を行っています。
高知県の中山間地域では、薪風呂が使われている家庭が多い一方、林業の衰退や住民の高齢化などから薪の入手が困難になってきたことを受け、土佐の森・薪倶楽部では、薪風呂を使っている高齢者のみの世帯を対象に200kg/月を提供しています。
ガスや灯油への切り替えは、ＣＯ2の排出を増加させるだけでなく費用負担も大きいため、特に冬場は高齢者からの大きな反響があったということです。（下写真は、高齢者世帯へ薪を宅配するスタッフ）
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