フジは、平成15年から各地区で「フジこどもエコクラブ」を発足させ、市民活動グループなどの人々と共にエコクラブ活動を行っています。
同社は、資金的なバックアップ及びスタッフとしてかかわり、協働団体が中心に小学校3年生〜6年生を対象として年間で6〜8回活動を実施しています。内容としては、キャンプなどの野外活動や、清掃活動、ごみの分別ほか様々な体験学習を行ないます。
現在、広島県(広島市)、山口県(宇部市)、高知県(高知市)、徳島県(板野郡北島町)、及び愛媛県(松山市)において活動が実施されていますが、愛媛県での活動概要は以下の通りです。
2003年度・・・ 紙のリサイクル工場の見学、エコクッキング、スーパーの裏側探検など(参加者26名)
2004年度・・・ 「風の博物館」での自然エネルギー体験、ビーチクリーン活動、木や葉っぱの観察など(参加者27名)
2005年度・・・ 自然の味の食べ比べ、キャンプ、大木観察など(参加者25名)
2006年度・・・ 科学の祭典への参加、新聞作りなど(参加者26名)
〜こどもエコクラブとは〜
「こどもエコクラブ」は、次世代を担うこどもたちが仲間たちと一緒に楽しみながら体験を通して環境について学び、環境を大切にする意識を育てていくことを支援するために環境省が提唱している事業です。
【協働団体】
松山市エコリーダー ソトコト
NTTドコモグループでは1999年より自然環境保全活動の一環として全国で「ドコモの森」づくりを実施し、京都議定書第1フェーズ(温室効果ガス削減目標期間 日本:−6%※1990年基準とする)である2012年までに全国47都道府県すべてに「ドコモの森」を設置する予定です。
香川支店では、四国最初の「ドコモの森」となる「ドコモ柏原ふれあいの森」を香川県綾歌郡綾川町にある国有林(3.12ha)に開設しました。
ドコモの森では、フォレスタ(※1)の活動をしている社員やその家族が森での整備活動、自然と触れ合う体験を通じて、環境保護やボランティア意識向上を図るとともに、地域の方々との交流の場としても活用しています。
また、協働団体であった「森林ボランティアこにふぁくらぶ」からは、「ドコモ柏原ふれあいの森」の開設当初、間伐方法等の指導面での協力がありました。
※1・・・フォレスタとは、ドコモ社員が結成した森林ボランティアのことで、「森づくり」活動として森林整備作業などの活動を定期的に行っています。
【協働団体】
森林ボランティア こにふぁくらぶ
王子製紙グループは、平成4年より送り主(市民団体、小中学校等)の善意で工場まで届けられた使用済みの割り箸を回収し、紙の原料としてリサイクルしています(身近な例で試算すると、割り箸3膳(6本)からはがき1枚、又は、A4サイズのコピー用紙1枚相当)。
また同社では、送り主の善意と原料を頂いた感謝の気持ちを社会へ還元しようと、割り箸回収量に比例した金額を、有効に活用してもらえる団体へ寄付する献金制度を平成17年度に設立しました。この献金制度では、割り箸1トン当たり1,000円を寄付することとしています。
【協働団体】
NPO法人徳島共生塾一歩会、NPOグリーンコンシューマー高松ほか約300団体
徳島銀行は、平成12年3月から吉野川北岸の四国三郎橋から新正法寺樋門区間の800mを担当区間として、この区間の清掃・美化活動を定期的に実施しています。
〜アドプト・プログラム吉野川とは〜
アドプト・プログラム吉野川は、吉野川を愛する自治体・企業や団体・個人で組織する吉野川交流推進会議をコーディネーターとして、平成11年にスタートした吉野川流域に暮らす人たちが自分たちの手でかけがえのない吉野川を守ろうというボランティア活動です。
アドプトした企業や住民グループは、吉野川の土手や河川敷を子どもに見立て、その一定区間と流域の企業や住民グループが養子縁組(アドプト)し、担当する区間の清掃・美化活動を定期的に行ないます。また、吉野川の土手や河川敷には企業や住民グループの名前を記した看板が立ちます。
【協働団体】
吉野川交流推進会議、行政等