徳島の量販店や産直市等のモデル店では、農作物を栽培する過程で減らすことが出来たCO2の量(省CO2)を、「見える化」する試行的取組を行いました。
この「見える化」によって、環境に配慮した農産物の選択が可能となり、日常の買い物から温暖化防止に取り組むことが出来るようになります。
【関 連】徳島県ホームページ
香川県、樹木医などで組織する「NPO法人香川のみどりを育む会」、資金助成や調査協力を行う「NPO法人瀬戸内オリーブ基金」などが連携し、香川県内の古木・巨樹を守るための調査が始まりました(2010年6月より)。
この事業は、今後3年間で香川県内にある計307件の天然記念物や保存木などに指定されている樹木を調査し、樹勢回復措置を行うというもので、県内すべてを対象とした取組は全国初ということです。
【関 連】NPO法人瀬戸内オリーブ基金 twitter
愛媛県松山市の(有)富士タクシーでは、CO2削減や低炭素社会実現に向けた社会的ニーズ等を踏まえ、生活者への提案を行っています。
その一環として、平成8年より自転車の運送サービスを実施。また、国へ法改正を働きかけ、平成21年8月には全国初となる電気自動車タクシーを導入するなど、環境負荷低減へ向けて積極的に取り組んでいます。
【参 考】(有)富士タクシー ホームページ
高知県土佐郡大川村では、2009年10月に「大川村まるごと!省エネ電球取り換え大作戦」として、村内全230世帯の白熱電球を電球型蛍光灯に交換しました。
この取組は、高知県地球温暖化県民会議が提案し、大川村民や村職員、まるごと省エネ電球取り換え実行委員会、四国地域エネルギー・温暖化対策推進会議、高知県登録省エネマイスター、高知県地球温暖化防止活動推進員、Panasonic等の協力によって実施されたもので、年間CO2の削減量は年間約2万8千kg(一般家庭5世帯分の年間排出量に相当)となる見込みです。
【資 料】「大川村まるごと!省エネ電球取り換え大作戦」コンセプト[PDF]
高知市のNPOである「くらしを見つめる会」は、高知県内5つのスーパーの協力により、各店舗の商品約400点に対して省包装商品であるとの推薦カードを設置しました。(2009年9月〜10月末まで)
この推薦カードは、事前に商品の包装状況を調査することで選定し、「個別包装していません」などのお薦め理由を記載しています。また、スーパーの買い物客へ行動調査を行うことで、効果の検証も予定しています。
【参 考】 くらしを見つめる会 ホームページ