5月15日(日)、晴天のもと、松山市堀之内城山公園でライヴ・アースまつやま2011(主催は同実行委員会)が開催されました。野外ステージでは音楽・トークライブが繰り広げられ、その周りに地産地消・オーガニックをテーマにした飲食・雑貨・ワークショップや展示の70件ものブースが並び、約3千人の来場者が、思い思いにゆったりと楽しんでいました。
このイベントの特徴は「ちきゅうにサンキュ〜5アクション!」
★ 会場へは徒歩・自転車かバス・電車などで出かけよう
★ ごはんはマイ食器かレンタル食器で
★ 古着持参で物々交換
★ 自転車をこいで自家発電に挑戦
★ 使用済み天ぷら油を持ってきて
が事前に呼びかけられ、実践されていたこと。
【関連】ライブ・アースまつやまホームページ
(※タイトルをクリックすると続きが読めます)
中でも、食器については「飲食ブースには食器がありません。持参したマイ食器(皿・タッパー・はし・スプーン・カップ・ボトル)かレンタル食器をご利用ください」という徹底ぶり。レンタル食器は、借りる際に1点につき100円をデポジットし、返却時に返金される仕組みです。マイタッパーを差し出し、お目当てのカレーやお菓子を入れてもらう…お店の人とのやり取りも楽しめます。使い捨て容器のゴミはゼロ、使った食器が現場に残されることもない。スッキリした気分です!
ステージでは、毎年お招きしてエネルギー問題・地球環境問題について話題提供をしていただいている、未来バンクの田中優さんから、現在議論を呼んでいる原子力発電に関連する電気事業についてのお話しや、ミュージシャンのUAさんらのパフォーマンスが行われました。
また、東日本大震災の被災者支援活動として、義援金ボックスの設置とともに、阪神淡路大震災で役に立ったという声から、うちわと蚊取り線香の提供が呼びかけられていました。
当日配布されたパンフレットの同実行委員会からの挨拶文に『この地域で生み、この地域で育てる。。。そのためにも、本当に安心できる「食」、安心して暮らせる環境とは何か、わたしたち自身の「判断する力」、「見分ける力」、「選ぶ力」が問われています』とありました。このメッセージの実践につながる出会いや発見がたっぷりのイベントでした。来年も実施されます。
(写真:上 レンタル食器の窓口、中 マイ食器によそってもらいます、下 盛り上がるステージに聴き入りました)