環境省では、平成24年度予算事業の一環として、店頭回収によるプラスチック製品リサイクルの実証事業「PLA−PLUS(プラプラ)プロジェクト」を、回収参加企業11社の協力のもと行います。[環境省ホームページ 報道発表資料より]
【実証事業の目的】
我が国では容器包装リサイクル法(容リ法)に基づき、市町村が分別収集した容器包装廃棄物をリサイクルする仕組みが作られており、プラスチック製容器包装についても容リ法における特定事業者(容器包装を利用して商品を販売する事業者や、容器を製造・輸入する事業者)の費用負担のもとリサイクルが行われています。
一方で、生活用品などのプラスチック製品は性状としてはプラスチック製容器包装と同様にリサイクルに向く素材が多く含まれているものの、容リ法の対象外となっているため多くの自治体では分別収集が行われず、焼却・埋立による処理が行われています。より高度な循環型社会を形成する観点からは、こうしたプラスチック製品についても可能な限りリサイクルを進めていくことが望ましいといえます。
環境省ではこうした問題意識から、製品プラスチック等の効率的な回収システムを構築しリサイクルを促進するためにはどのような対応が考えられるのか、課題を整理するための実証事業を行うこととしました。
【実証事業の内容(予定)】
本実証事業は日本環境設計株式会社が事務局となる「PLA−PLUS(プラプラ)プロジェクト」として実施し、回収参加企業各社の店頭等でプラスチック製品の回収を行うことで、回収・リサイクルにおける課題を整理します。実証事業の概要は以下のとおりです。
【実施期間】
2013年2月1日(金)〜2月24日(日)
【回収対象】
文具類/おもちゃ類/タンブラー(スターバックス)/雑貨(無印良品)
【回収方法】
リサイクルしたいプラスチック製品を回収袋にいれて、店内に設置している回収ボックスまたは店頭にお持ちいただき、回収。
【回収店舗】
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、愛媛県など参加企業の指定店舗
【問い合わせ】
日本環境設計株式会社 担当:吉村知恵
E-mail info◎plaplus-project.jp (メールの際は、◎を@にご変更ください)
FAX 050-3737-3463
TEL 03-6273-3218
http://plaplus-project.jp/
【詳 細】
環境省>報道発表資料>店頭回収によるプラスチック製品リサイクルの実証事業開始について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16188