全国星空継続観察は、全国各地で一斉に肉眼や双眼鏡、カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うものです。
参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63 年度(1988 年)から、毎年2回(夏期及び冬期)実施している事業です。
環境省では、本事業を通じて清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本調査結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、地域の大気汚染の改善や地球温暖化の防止に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。
また、平成23 年度夏期の観察より、「スターウォッチング・ネットワークへの参加の呼びかけ」(次頁)に基づいて、全国の様々な団体・個人の連携により実施しています。環境省は、このような国民参加型の運動についての支援を必要な範囲で行うこととしています。
平成23年度冬期観察の概要は以下のとおりです。
【観察期間】
平成24 年1月14 日(土)から27 日(金)まで
(参加者は、この期間中に1日以上観察する)
※平成24 年度の予定
夏期観察期間:平成24 年8 月8 日(水)〜21 日(火)
冬期観察期間:平成25 年1 月2 日(水)〜15 日(火)
【観察方法】
(1)肉眼による観察
高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近及びいっかくじゅう座付近)を観察する
(2)双眼鏡による観察
すばる(プレアデス星団)のラケット形の中の星について、何等級の星まで見えるかを観察する。
【詳 細】
環境省ホームページ>報道発表資料>平成23年度冬期全国星空継続観察( スターウォッチング・ネットワーク)の実施について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14581