【出前授業の概要】
調査日:2011年10月24日
対象:4年生(28名)
活動場所:校内
協力者:NPO法人徳島環境カウンセラー協議会
授業名:総合的な学習の時間「ごみはどこへ」
取組内容:3Rについて学ぶ。
きっかけや目的:社会の授業で3Rについて学んだことがきっかけであり、その学びについて深めることを目的としている。
手法:3Rに関するクイズや実験を行う。
【取組の目標】
3Rに関する学びを深めること。
【子どもの反応や変化】
学んだことをクイズで振り返り、なぜ?という問いから自分の意見を述べ、意見をしっかり持つことが出来ていた。
【協働の役割分担や連携部分】
最初に3Rについての説明をNPO法人徳島環境カウンセラー協議会が行い、環境カウンセラーを目指す「ひよこ隊」が、カレーを作る際に出るごみについて、買い物の際の商品の選び方から材料を包んでいる梱包材を減らすことができることを模型を使って分かりやすく説明を行ったり、繰り返し使うことが出来る牛乳瓶を紹介したり、マイバック・マイはしなどの紹介を行った。その後、3Rに関するクイズや実験を実施した。学校では、年間を通して総合の学習の時間や社会の授業にて学習を行っており、より学びが深まっていた。
※NPO法人徳島環境カウンセラー協議会は「ひよこ隊」の人材育成を行っており、今回の講座が実践経験をつむ場となった。
【子どもの自発性を高めるためのアイデアや取組】
3Rに関する2択のクイズの中で、どういう理由で選択するのかについて問いかけを行っていた。また、お菓子の容器や梱包している袋といった子どもたちの身近なものを例に、3Rについて分かりやすい表現で紹介した。
【環境活動が、まわりに拡がるためのアイデアや取組】
クイズの景品としてマイバックをプレゼントし、学んだことが実践につながるような紹介を行った。
【課 題】
1)学校の授業内容と、出前講座の内容がうまく連携できているかどうかの確認が大切。それを、誰がどのようにチェックするか。
(今回は、マイバック推進事業の一環として出向いたが、たまたま、既にリサイクルについての授業が終わっていたので、子どもたちも、予備知識があり、積極的に関心を持って聞いてもらえたと思う。)
2)講師育成の方法として、現場での実践体験をどのように増やしていくか。(機会の創出、経費、内容のチェック等)
【関連リンク】
環境カウンセラー ホームページ > NPO法人 徳島環境カウンセラー協議会
【参考資料】
環境省 3R「まなびあいブック」