→TOP
お知らせ
四国の環境情報
四国EPOとは
四国の環境関連資料
連絡先
〒760-0023
香川県高松市寿町2-1-1
高松第一生命ビル新館3階

TEL:087-816-2232
FAX:087-823-5675
E-mail:4epo@4epo.jp
四国EPOのバナー


四国EPOは、運営団体(NPO法人えひめグローバルネットワーク)とともに各主体の協力により運営しています。

こちらでは環境教育の具体的な事例を紹介しています。
徳島県 : 大塚グループ、NPO法人環境首都とくしま創造センター、徳島県の協力による、徳島中学校での「環境首都あどぷと・エコスクール」

徳島中学校での「環境首都あどぷと・エコスクール」の様子

【出前授業の概要】
調査日:2010年3月18日
対象:徳島市徳島中学校 第1学年(163名)
活動場所:教室・体育館・助任川・大塚製薬工場ほか
協力者:大塚グループ(大塚製薬(株)徳島本部、大塚化学(株)徳島本部、大鵬薬品工業(株)
授業名:総合的な学習の時間「環境首都あどぷと・エコスクール」
取組内容:総合的な学習の時間(11月〜3月)にて、水環境を中心とした環境学習を行う。
きっかけや目的:徳島県の水資源の豊かさを再認識し、排水処理に関する取り組みが全国に比べて遅れている現状を学習する。また、河川に関する学習を通しての気づきを学年で共有する。
手法:大塚グループの協力のもと、工場における環境配慮の取組の紹介や、学校周辺の水環境の現地調査を実施して水の汚れやその原因を探る。 とくしま環境学習プログラム「私たちの・・川をもっと知りたい」を活用した学習を行う。

【取組の目標】
水環境を中心とした環境学習を行い、学校周辺の水環境について、とくしま環境学習プログラム「私たちの・・川をもっと知りたい」を活用して、企業や外部講師が協力して学習を実施し、環境についての考察や実践につなげる。

【子どもの反応や変化】
徳島大学上月教授による徳島県の水環境に関するお話や、新町川を守る会の中村会長の経験談(魚が棲めないほどに汚れていた新町川や助任川などを、きれいな水に復活させることに成功した会長の想いや、川を綺麗にするための取り組み)などを聞くことで、自分達が身近な助任川をきれいにするためには何をする必要があるか、について気づくきっかけとなった。

徳島中学校での「環境首都あどぷと・エコスクール」の様子

【協働の役割分担や連携部分】
大塚グループと徳島中学校が環境学習に関する里親・養子としての協定を結び、役割分担を行う。
大塚グループ(里親):環境学習における活動費用の負担、自らの事業所の見学の受け入れ、講師派遣等の支援を行う。
徳島中学校(養子):「とくしま環境学習プログラム」を活用した環境学習を行う。
※また、養子(または里親)は、活動計画や活動状況を徳島県に届出・報告する。
徳島県:環境学習活動の指導・助言者の斡旋

【子どもの自発性を高めるためのアイデアや取組】
現地での水質調査や工場の水浄化システム見学などを行うことで、体験学習を通じて水環境の大切さを学び、自分にできることは何かを考えるといった自主的な行動をサポートしていく。

【環境活動が、まわりに拡がるためのアイデアや取組】
自分たちが学習した成果を次年度に繋げていくため、これまでの取り組みをまとめて、校内に情報発信していく。

【課 題】
学習の成果を広く発表する場が確保できれば良かった。また、あどぷと・エコスクールを他地域にも広げていくことが今後の課題である。

徳島中学校での「環境首都あどぷと・エコスクール」の様子

【関連リンク】
徳島中学校
大塚製薬ホームページ > 環境・社会活動 > 社会とのかかわり > 地域とのかかわり

【参考資料】
とくしま環境教育プログラム(とくしまの環境 ホームページ)


投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
地球環境パートナーシッププラザ 北海道環境パートナーシップオフィス 東北環境パートナーシップオフィス 中部環境パートナーシップオフィス
近畿環境パートナーシップオフィス 中国環境パートナーシップオフィス 九州環境パートナーシップオフィス 中国四国地方環境事務所 中国四国地方環境事務所高松事務所
■ 利用規定 ■ 
Copyright (c) 2007- 四国環境パートナーシップオフィス All rights reserved.