【取り組みの目標】
環境について、楽しく学びながら、かつ深めていける体験を行う。年間4回、季節に合った体験活動「古紙の再生(紙のしおり)」「古封筒の再利用(エコバック)」「太陽光エネルギーの省エネ(ソーラーランタン)」「廃油の再利用(石けん)」を行い、体験を通して学ぶことで環境に対する理解を深める。
【出前授業の概要】
調査日:2011年11月9日
対象:4年生〜6年生(18名)
活動場所:放課後子どもプラン推進施設(放課後子ども教室)
協力者:いよ環大学
取り組み名:エコ大作戦
取り組み内容:自然エネルギー(太陽光エネルギー)の省エネ
きっかけや目的:放課後子ども教室の活用プログラムの1つとして
手法:「ソーラーランタン」製作を通して
(写真は、ワークショップに入る前の話し合い)
【子どもの反応や変化】
ワークショップをはじめる前に、自然エネルギーについて考える場を設けることによって、日頃何げ無く生活している中にたくさんのエネルギーがあることを子どもたち同士で考えながら意見を出し合い、楽しく学んでいた。ソーラーランタンの作成にあたっては、教材(セロハンの組み合わせ)を工夫することで製作意欲が増した。
【協働の役割分担や連携部分】
運営協力している方々は、元教師であったり地域の方々で、子ども3名に対して大人1名で対応ができており、子ども達の疑問にも一緒に考えたり、気づきを与えるきっかけになったりしていた。活動にあたっては、「いよ環大学」のメンバーが活動ボランティアとして関わり、放課後子ども教室の学習アドバイザーと伴に子どもの支援をした。子ども教室には、コーディネータが1名おり、活動プログラムの企画や活動ボランティアの確保、学校や公民館等との連絡調整を行っている。今回は、ーディネータが「いよ環大学」の活動を知り、その活動をカリュラムに取り入れた。
(写真は、活動ボランティアに支えられたワークショップ)
【子どもの自発性を高めるためのアイデアや取り組み】
子どもにとって身近な内容や季節に合ったものを取り入れ、感性に訴える体験活動を取り入れるなどの工夫を行っている。
(写真は、できあがったソーラーランタン)
【環境活動が、まわりに拡がるためのアイデアや取り組み】
楽しく簡単にできることや日々の生活で使っているエネルギーなどを改めて考える場をつくる。また、学習後子ども達が学んだことを周囲の人々に伝えたり、次回の活動につなげたりする。
【課 題】
地域で環境活動をしている団体を他地域に知ってもらう方法が必要。