→TOP
お知らせ
四国の環境情報
四国EPOとは
四国の環境関連資料
連絡先
〒760-0023
香川県高松市寿町2-1-1
高松第一生命ビル新館3階

TEL:087-816-2232
FAX:087-823-5675
E-mail:4epo@4epo.jp
四国EPOのバナー


四国EPOは、運営団体(NPO法人えひめグローバルネットワーク)とともに各主体の協力により運営しています。

こちらでは環境教育の具体的な事例を紹介しています。
高知県 : 地域住民および土佐清水で活動する団体と環境省土佐清水自然保護官事務所の協力による、土佐清水市立三崎小学校での環境学習

【出前授業の概要】
調査日: 2011年7月12日
対象: 5年生(13名)
活動場所: 三崎小学校内および竜串周辺の諸施設等
協力者:
足摺海洋館・黒潮生物研究所・竜串観光汽船・竜串ダイビングセンター・魚と山の空間生態研究所・竜串観光案内所・足摺海底館・土佐清水市森林組合・竜串観光振興会・地域住民・環境省 等 《協力団体》市五郎山パラグライダー(行者山管理者)・市学校教育課 等
授業名: 平成23年度 三崎小学校5年 総合学習の環境学習実施プログラム
取り組みテーマ: 三崎の自然〜自分たちの海山川を知る〜
きっかけや目的:
竜串自然再生事業の一環として、地域の身近なふるさとについて新たに発見し体験することを通して、児童の地域や自然への理解を深め、さらに自身と「ふるさと」「自然」との関わりについて考える“気づき” となることを目指す。
手法:
年間を通じて全10回「ふるさとの自然環境を学ぶ」ことを目的に、川や海・山での体験学習や地元の海のギャラリーなどの施設での体験学習などを行う。

【取り組みの目標】
地域のみんなが協同で関わることで、子どもたちにより良い成長と学習を与えていくという次世代の人材育成。

【子どもの反応や変化】
地域を知る学習は元々行っており、これまでも3世代の交流があったが、環境教育という新たな分野がプラスされ、児童の視野も広がった。また、体験を通して昔のことを知ることで過去の取り組みが、今につながっていることを知る機会になっている。さらに、上級生の発表で取り組みの様子を見て、下級生が刺激を受け、学びの意欲が増している。

【協働の役割分担や連携部分】
担任教諭を中心とした授業の中で、担任教諭が持ち得ない(児童に伝えきれない)専門的な視点を持ち合わせている地域住民が講師として参加し、児童らに海川山の自然を伝え、“ふるさとの自然”を考えるきっかけづくりを行っている。また、環境省職員も講師として参加し、授業を進めていく上で生じた現場での問題点やアイデアなどに対応している。

【子どもの自発性を高めるためのアイデアや取組】
体験を通して学ぶ中で、外部の講師や施設などを利用する際のルール社会規範を身に着けるなど環境以外の学びにもつながっている。

【環境活動が、まわりに拡がるためのアイデアや取組】
学校では、週1回学級通信を発行し、父兄にも授業での様子などをお知らせすることができ、子ども達も振り返りの機会になっている。また、昨年度以前まで泥土除去の見学を行い、感想文や絵などを作成し、学校の周辺に掲載している(泥土除去プラントは現在実施していない)。

【課 題】
・総合学習の時間の縮小化による時間の確保(この時間を環境学習
に利用しているため実施時間の確保が年度によって変動がある)
・実施内容の希薄化(マンネリ化)の防止(内容の厳選と新規講師
の開拓)
・各授業の実質経費(燃料費など)について(基本講師には無償で
対応いただき講師のご厚意により講師が負担)
・各授業のつながりを持たせること

【関連リンク】
アクティブレンジャー日記
http://chushikoku.env.go.jp/blog/

【参考資料】
竜串自然再生プロジェクト 竜串ではじまる、はじめる、自然再生
http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html


投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
地球環境パートナーシッププラザ 北海道環境パートナーシップオフィス 東北環境パートナーシップオフィス 中部環境パートナーシップオフィス
近畿環境パートナーシップオフィス 中国環境パートナーシップオフィス 九州環境パートナーシップオフィス 中国四国地方環境事務所 中国四国地方環境事務所高松事務所
■ 利用規定 ■ 
Copyright (c) 2007- 四国環境パートナーシップオフィス All rights reserved.