四国EPO（四国環境パートナーシップオフィス） - 四国コカ・コーラボトリング（株）との協働による、高松市立亀阜小学校での「コカ・コーラ森に学ぼうプロジェクト-小学校環境出前授業-」環境授業

香川県 : 四国コカ・コーラボトリング（株）との協働による、高松市立亀阜小学校での「コカ・コーラ森に学ぼうプロジェクト-小学校環境出前授業-」環境授業

【出前授業の概要】
調査日：2011年12月22日
対象：4年生（112名）
活動場所：亀阜小学校体育館
協力者：四国コカ・コーラボトリング(株)
授業名：総合的な学習の時間（コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクト）
取り組み内容：水の流れや保水力、濾過について森から学ぶ
きっかけや目的：地元の峰山での学習で、植物の観察や山の土の感触を体験したことの学びをさらに深めるため、実験を通して水の流れや土の保水力などに関する学びにつなげる。
手法：森の保水力について講義した後、土の保水力の違いについて身近な校庭の土と森の土の保水力の違いについて実験する。また、事前に実験結果を予想したり、土の違いから保水力の違いを観察し、ワークシートに気づきや実験での変化について記録する。

【取組の目標】
学校での事前授業の流れから、実験を通した考察や実践につなげる。

【子どもの反応や変化】
実験前に予想したことと実際に実験しての結果の違いに、なぜこうなったのかといった気づきや実験をすることで感じる臭い、色の違いを細かく観察して丁寧にワークシートに記入していた。

【協働の役割分担や連携部分】
学校：事前の山や川での体験学習
四国コカ・コーラボトリング㈱：出前授業の実施や実験機材・資料の提供

【子どもの自発性を高めるためのアイデアや取組】
実験を行うことで、疑問に感じていたことへの気づきを促していた。また、変化の様子を丁寧に観察する力を養うため、結果の予想をした後に実験を行った。

【環境活動が、まわりに拡がるためのアイデアや取組】
オリジナルマイバックをつくり日頃から使えるようにした。また、コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクトの一環である「森にたくす手紙」によって、森に対する感謝の気持ちや学びについて手紙を書くことが、間伐材で作ったえんぴつの普及に貢献できることを体験していた。

【課　題】
事前に学校での授業内容を担任の先生に確認していたので、今後の授業に向けての問題点等を出前授業の中で投げかけることができた。このように、一過性の授業でなく、発展的な授業とするには、学校側との密な事前打合せが重要。
また、当社でワークシートを用意したが、これも学校側との調整がもっと必要と思える。

【関連リンク】
森の博士　http://www.cocacola.co.jp/uruosu/mori/

【参考資料】
コカ・コーラ「森に学ぼう」プロジェクト　森にたくす手紙
http://www.cocacola.co.jp/morimana/moritaku/pc/

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