〜市民が吉野川のためにできること〜
紀伊水道に向かって広く開けた吉野川の河口は、干潟に生きるシオマネキや、海を越えて飛来し、休息しながら餌を食む渡り鳥にとって重要な湿地です。かつては上流から運ばれる豊かな土壌と水に恵まれた広大な河口干潟を形作っていましたが、上流のダム開発や農業や水道への利用で小さくなりました。残された貴重な干潟は、生き物にとって最後の楽園であり、ラムサール条約の登録湿地の候補となっています。現在、この河口干潟を横切るように3本の橋が渡されていますが、もう一本、「四国横断自動車道」の建設が計画され、川と海の境目の壮大な空の景観を遮る橋の計画もあります。気持ちのいい広大な空を見せてくれるこの河口の景観とその下に広がる河口に暮らすもの言わぬ生き物たちの声を、私たちはどのように未来へ伝えていけるでしょうか。みんなで考えましょう
【日 時】
5月25日(日)14:00〜16:00
【場 所】
ふれあい健康館 第4会議室
【講 師】
政野淳子(まさのあつこ):ジャーナリスト
【定 員】
50名
【対 象】
徳島の自然ついて興味のある方どなたでも
【参加費】
無料
【主 催】
徳島県自然保護協会
【問合せ先】
徳島県自然保護協会(森本)
TEL:088−632−8727
【添付資料】
「吉野川河口の四国横断自動車道と生物多様性保全を考える講演会」案内チラシpdf