近年、環境問題への意識が高まる中、低炭素社会を実現する方策としてスマートグリッドが注目されています。
スマートグリッドは、発電設備から末端の機器までを通信網で接続し、電力流と情報流を統合的に管理することにより、自動的な電力需給調整を可能とし、電力の需給バランスを最適化する仕組みです。
本セミナーでは、スマートグリッドを実現するスマートメーターやHEMS(Home Energy Management System)による電力管理等について講演するとともに、四国における事例として、(株)四国総合研究所の取り組みと、総務省「環境負荷軽減型地域ICTシステム基盤確立事業」における松山市での地域実証実験について紹介します。
【日 時】
平成22年12月21日(火) 14時00分から17時00分まで
【場 所】
愛媛大学南加記念ホール (愛媛県松山市文京町3番)(受付開始:13:30〜)
【内 容】
(1) 「オープンプラネットの経験と四国型スマートグリッドへの一提案」
講師:(株)四国総合研究所 電子技術部 主席研究員 中西 美一 氏
(2)「スマートグリッドにおけるスマートメーターの通信方式と標準化動向」(仮題)
講師:独立行政法人情報通信研究機構新世代ワイヤレス研究センター
主任研究員 児島 史秀 氏
(3) 「松山市におけるスマートレジデンス実証プロジェクトの紹介」
講師:鹿島建設(株) 環境本部 新エネルギーグループ 課長 藤田 晋 氏
(4) 「IPv6で広がるセンサーネットワーク」(仮題)
講師:IP Infusion, Inc. Principal Engineer 村上 哲也 氏
※セミナー終了後、17:20から18:20まで、愛媛大学生協食堂2Fの「リーセス」において、講師との意見交換会(情報交流会)を開催します。
【主 催】
総務省四国総合通信局
JGN2plus四国連絡協議会
国立大学法人愛媛大学工学部Eco−TranSプロジェクト
【詳 細】
総務省四国総合通信局ホームページ
http://www.soumu.go.jp/soutsu/shikoku/