「衣類の3Rについて、広く市民に知ってもらう」ことを目的として、バス研修を行いました。(主催:四国EPO)
参加希望者が定員を越え、キャンセル待ちの状況。市民みなさんの意識の高さを感じました。
「亡くなった父の服が捨てられなくて」
「もう着られないけど、思い出のある服だから・・・」
と、参加者の声から衣類が単なる廃棄物ではないということを感じた1日でした。
★ 衣類のバス研修報告書 [PDF]
その時の様子はエコニコテレビジョンで見ることができます。
http://www.eco-nico.com/archives/cat_50023080.html
(下のほうにスクロールしてください。12月6日、第71回の放送がそうです。)
前回と同じく、「とらおファクトリー(新居浜店)」で試験回収が行われました。
(主催:新居浜衣料リサイクル研究会)
12月29日の「衣料の試験回収」の日に合わせ、地元のNPO、市民団体など多様な主体により、新居浜での「衣料の回収」の今後についての話し合いが行われました。
前回と同じく、「とらおファクトリー(新居浜店)」で試験回収が行われました。
今回は「はまさい」(http://www.hamasai.jp/)でも試験回収が実施されました。
(主催:新居浜衣料リサイクル研究会)
●1月18日「はまさい」
●1月29日「衣類回収」
・衣類を持ってきてくれた人・・・39名
・衣料の重さ・・・735kg
・削減したCO2量・・・1,470kg
2月9日に「とらおファクトリー(新居浜店)」で試験回収が行われました。(主催:新居浜衣料リサイクル研究会)
持ち込まれた人たちの内訳は以下の通りで、新居浜における回収活動が定着しつつ広がってきているようです。
・今回初めての持ち込み・・・11名
・2回目の持ち込み・・・・・20名
・3回目の持ち込み・・・・・1名
3月29日に「とらおファクトリー(新居浜店)」で試験回収が行われました。(主催:新居浜衣料リサイクル研究会)
11月29日(いい服の日)にスタートした「Cloth Your 愛」(衣類の試験回収)は、この回収を持って終了となります。
地元のNPO、市民団体など多様な主体により、新居浜での「4月以降(21年度)の回収」についての話し合いが行われました。
この1年間、話し合いや試験回収を続けた結果、予想よりも家庭に眠っている衣類がたくさんあること、回収を通じて「衣類の3R」についての普及啓発が可能なことなどから、
・既存の「集団回収」や学校回収での「衣類」の回収量を上げ、衣類が資源になることを知ってもらうと同時に、資源化される衣類の量を増やす。
<これまで> 新居浜市の指定業者(4社)のうち、1社のみですべての衣類を引き取って資源化
<これから> 4社ともが、すべての衣類を引き取って資源化に回す
・学校教育の中で「衣類の3R」と「温暖化防止」の啓発を行う。
・定期的に行われる集団回収等と平行して、田代商店の店舗である「とらおファクトリー新居浜店」でも元旦以外の10:00〜20:00の間、市民からの衣類の持ち込みを受け付ける。(なので試験回収は3月で終了です!)
・また、「とらおファクトリー新居浜店」に持ち込まれた衣類については、売却益を田代商店から「新居浜市まちづくり協働オフィス」へ「市民活動支援基金」として寄付していく。
ことが決まりました!
今後は、集団回収の回収率やとらおファクトリーへの持ち込みが増えると予想されるので、市民のニーズがあることを踏まえて、「自治体回収」も視野に入れた衣類の3R推進を検討していく予定です。
また、「衣類の3R」を考えるにあたり、何よりも「Reduce(ごみを出さない)」ためにどうすればいいのかを、これらの取組みを通じて考えていきたいと思います。
「私の地域でも衣類の3R、できないかしら?」という方おられましたら、ぜひご連絡ください!
H20年度のモデル事業を踏まえ、衣類の3Rを広く展開するための支援の一つとして、バス研修第2弾を開催しました。
今回は具体的な地域での実践につなげることを目的とした「実践者コース」と、衣類の3Rを環境教育に生かすことを目的とした「環境教育コース」の2コースに分かれました。
有限会社田代商店の工場やショップにて、実際の衣類がリユース、リサイクルされる現場を見た後、コース別の意見交換会を実施しました。
「実践者コース」では衣サイクル研究会が、回収された衣類がどのような主体によってどのように処理されているか、最終的にどのような形で循環しているかを解説。その後、4つのグループに分かれ、衣類のリサイクルを促進するためにはどうすればよいかについて、情報交換や具体的なアイデアの共有が行われました。
「環境教育コース」では、学校と外部講師の連携や、今の子ども達にどのようにして3Rを伝えていくべきかが話し合われ、参加者の実践事例なども紹介されました。
参加者の感想等(抜粋)です。
・想像以上のスケールに驚いた。これだけのリサイクル品が集まる現状は悲しいが、今の日本社会には必要なシステムだと改めて思った。
・公民館活動として3月より毎月第4水曜日を回収日として取り組むことになり、何の知識もなく不安一杯でしたが、今回の研修で一次、二次と細かく分別され再生できるもの、ウエスとして利用されるもの、反毛材料となるもの、なんでも受入れてよいということがわかり、今後大変自信がつきました。倍のCO2が発生していることも驚きでした。
・回収システムがまだ愛媛では整って折らず、多くは焼却処分がされていることを考えると、田代商店で大量に集められている古着の山とは比べものにならないほど大量に焼却されている現状を、早く変えていかなければならないと感じました。
・いろいろな意見が出て勉強になりました。高齢者の方なんかが持って行くのは大変であるとか、市のほうで回収をしてもらえないとか。
・実践されている方の現実の細々とした課題を解決しながらよい仕組みを作って行かなければならないと思いました。
・環境教育で大切な材料をたくさん頂きました。幼少期から粘り強く教えていく大切さ、根底は人の「モラル」であること、粘ってあきらめず、子らが気付けるのをサポートすべきということ、持続可能な教育として人脈・人材の連携を杖に、継続できる仕組みづくりが必要だと改めて考えるよい機会となりました。