この基金は、環境教育や地域の環境保全活動などを積極的に実践する団体または個人を対象に、活動資金の一部を助成することを通じて、活動の輪が拡大し、継続していくことを目的として設けたものです。
【助成の対象となる事業】
助成の対象は、日本国内における自発的で、継続的な環境教育や地域における環境保全などの活動(業として行う活動は除きます)で、次に掲げる活動です。
(1) 実践活動(観察会、リサイクル、植栽・環境修復等)
・会員以外の一般市民の協力、参加が得られ、効果が十分期待できること。
(2) 普及啓発活動(環境講座・教室の開催、パンフレットの作成、広報誌の作成、教育教材の作成等)
・会員以外の一般市民を対象とし、啓発効果が十分期待でき、広報資料・図書等の配布方法等が適切であること。
(3) 調査活動(野生生物の調査、水質等の調査・分析、環境情報の収集・提供等)
・学生・生徒や一般市民の参加が得られ、啓発に資する内容であること。(専門家・会員のみで一般市民等の参加が少ない活動は除きます)
【助成申請者の資格】
助成申請者は、(1)(2)の条件を満たすものとします。
(1) 日本国内において、環境教育や地域の環境保全活動を行う営利を目的としない団体または個人。
・団体は、主として一般市民によって構成されており1年以上の活動実績があること。
・個人は、環境カウンセラーで、環境教育や地域の環境保全活動などを積極的に実践していること。
(2) 日本国内の団体又は個人からの推薦があること。
(推薦者は、公共機関、環境関係団体等の役職者及び環境問題に造詣が深い学識者又は関連分野の専門家等。ただし申請団体内部者を除きます)
※次に該当する活動又は団体については、助成の対象としません。
・公共施設の維持管理のための設備又は器材等の整備を目的とした活動。
・助成要望額と比較して年間の予算規模が大きい団体。
・活動経費の大半が自治体等の公的機関から交付の補助金等でまかなわれている団体。
【助成内容 】
1活動(同一年度内1申請者1活動に限ります)あたりの助成金額は、30万円を上限とします。なお、当該活動の活動費総額が30万円に満たない場合は、活動費総額を上限とします。
(当該活動に関連して参加費の徴収などによる収入が発生する場合は、活動費総額から収入額を差し引いた額が助成対象です)
【募集期間】
第1回:平成21年3月3日 〜 4月15日
第2回:平成21年6月1日 〜 7月15日
※上記の期日は、予定であり諸事情により変更することがあります。
※申請書の提出は、募集期間最終日の消印有効です。
【お問い合せ先】
財団法人日本環境協会
「藤本倫子環境保全活動助成基金」運営管理委員会事務局
住所 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル 9階
電話 03-5643-6262 FAX 03-5643-6250
【詳 細】
日本環境協会ホームページ「藤本倫子環境保全活動助成基金」