「NACS-J自然観察指導員」は、地域の生物多様性保全と持続的な地域づくりに取り組んだり、身近な自然を守る自然保護教育（環境教育）を行うボランティアリーダーです。
身近な自然をフィールドにして、自然の楽しさ・不思議さ・感動を伝え、自然とのつきあい方を考える自然観察会を広める活動が広がり、それは子どもたちに伝える環境教育の現場や企業など様々なところへと輪が広がっています。
環境教育の実践活動や身近な自然を守ることへとつなげるためにはどのように展開すればよいのか、NACS-Jの自然観察指導員講習会担当の福田氏と養成のための講師である足立氏を招き、身近な素材を使って、自然観察手法を学び、自然観察会におけるスキルアップを図るとともに、生物多様性について理解を深めます。野外実習、講義、観察会の事例報告などを行い、その後、講師と参加者間で自由なディスカッションを行いたいと考えています。
自分たちの住んでいる徳島の自然、フィールドでの自然観察会をベースにして、徳島の環境の豊かさを知り、人と自然のつながりを見つめ直すことの大切さや素晴らしさを伝えると同時に環境教育を実践できる仲間づくり、ネットワークを広げることを目指します。
自然観察指導員でなくても、自然観察会、環境教育、生物多様性などにご関心を持つ方、どなたでもご参加お待ちしています。

【日　時】
２０１４年３月９日（日）　10:30〜17:00 （10:15受付）
※雨天実施

【会 場】
とくしま県民活動プラザ　研修室
〒770-0873　徳島市東沖洲２丁目１４　沖洲マリンターミナルビル１階
TEL：088-664-8211

【費　用】
1000円　（資料代・保険料含む）

【定　員】
40名（事前申込必要）

【対　象】
ＮＡＣＳ−Ｊ自然観察指導員および自然観察会、環境教育などに関心を持つ方
※自然観察指導員でなくても、どなたでもご参加できます。（18歳以上）

【持参物等】
昼弁当・飲み物・筆記用具・野外活動に適した、暖かな服装・あれば双眼鏡など

【スケジュール】
10:45〜11:45　野外活動（マリンピア沖洲をフィールドにした自然観察会）
12:00　 昼食（★昼のお弁当は、各自必ずご持参ください）
13:00〜16:45　室内講義（自然観察会の活動例・ポイント・スキルアップ）

【講　師】
●足立高行（あだち　たかゆき）さん
1950年大分県九重町生まれ。大学は工学部で電気機械工学専攻。広告業界に就職するが35歳で自然環境調査会社に転職。自然を調べること，自然を守ることを続けてきた。坊ガツルの自然環境の現況評価とオーバーユース対策，県内のベッコウトンボの現況調査及び保全活動などに取り組んできた。2004年，応用生態技術研究所を設立。所長。2005年，NPO法人おおいた生物多様性保全センターを設立：理事長。（公財）日本自然保護協会：理事。ＡＫＡＹＡプロジェクト哺乳類ワーキング会議委員。同ホンドテン・モニタリング担当。17年目になる糞探しで，これまでサンプリングしたテンの糞50,000個超。自然を理解する鍵探しに奮闘中！
●福田博一（ふくだ　ひろかず）さん
・日本自然保護協会（NACS-J／ナックス・ジェイ）教育普及部 自然観察指導員講習会担当
・学生時代に社会性昆虫学を修め、栃木県立博物館学芸部自然課昆虫担当学芸員奉職。ミツバチやスズメバチなどをテーマにした展示や調査を実施し、5年奉職後、現職。
・NACS-Jでは、環境教育の一環として自然観察指導員講習会を担当し、年間600人前後の自然観察会ボランティアリーダー（＝自然観察指導員）を育成。

【申込み方法】
氏名・住所・連絡先明記の上、メール、FAX、郵送いずれかで下記にお申込みください。

【主　催】
とくしま自然観察の会

【共　催】
とくしま県民活動プラザ

【協　力】
日本自然保護協会

【問合せ・申込先】
とくしま自然観察の会
TEL・FAX：088-622-0619
ｅメール：madoguchi◎shiomaneki.net（メールの際は、◎を＠にご変更下さい）

【詳　細】
とくしま県民活動プラザ　ＮＰＯパワーアップ事業「徳島の生物多様性を守るボランティアリーダーのパワーアップ研修会」案内チラシ
http://shiomaneki.info/wp/wp-content/uploads/2014/03/90870e7a1a979837507a55f65051608f.pdf