三嶺・剣山系の森林生態系のシカによる被害は、依然深刻な状況が続いております。特にスズタケ等林床植物枯死以降、樹林内急傾斜地は裸地状態となり、崩落や大量の土砂流出がおき、流域の水環境の悪化につながっています。
本シンポジウムでは、まずボランティアネットワーク型取り組みの先輩格である南アルプスのシカ問題と取り組みについて学びます。そして、第二部では土砂問題に関して高知大グループの調査研究に基づき、共通認識を深め、今後の対策の有り様について、共に考えたいと思います。
【日 時】
2014年1月25日(土)13:15〜16:30
【場 所】
香美市立中央公民館ホール(香美市土佐山田町宝町2-1-27)
【入場料】
無料
【プログラム】
◇第一部:特別講演
南アルプス高山帯のシカ問題と対策 山崎由晴(静岡県自然保護課)
◇第二部:三嶺山系白髪分岐周辺のシカ食害と土砂流出問題
1.白髪山周辺のシカと避難小屋南面の崩壊地の変化(写真解説)みんなの会 依光良三
2.シカ食害地域の地質と土壌侵食(ガリ浸食)の特徴 高知大学理学部 横山俊治
3.増加しはじめた表層崩壊地と植生・地形との関連性 みんなの会(高知大グループ)石川愼吾
◇質疑応答・討論
【主 催】
三嶺の森をまもるみんなの会
【問合せ】
依光 0887-56-2366、坂本 088-850-0102
【詳 細】
環境活動支援センターえこらぼ>新着情報>どう守る三嶺・剣山系の森と水と土−シカ被害対策を考える・シンポジウム(7)− (1/25)
http://ecolabo-kochi.jp/event159.html