今年もしまなみ海道に浮かぶ瀬戸内の小さな島、来島(くるしま)にて、円坐キャンプを開催します。昨年行った本キャンプでは、東京や大阪、京都など全国から7名の仲間が集い、とても充足した時間を過ごしました。
来島海峡の激流に育まれた天然岩牡蠣に舌鼓を打ったり、美しい白砂のビーチで子どものようにはしゃいだり。絶景を眺めながら心ゆくまで釣り糸を垂れたり。はたまた「潮を読む」ワークショップでは、人生の重要な決断を下した方もいたようです。
とにかく、参加したメンバーが口を揃えて言っていたことは「この夏最高の思い出になった!」ということです。
さて、来島は、時の止まった島。半径1キロ近くしかない小さな、小さな島ですが、死者のいない神の島としてまつられていたり、かつては村上水軍の本拠地があったりと、なにかと不思議な島。
島の周辺は、来島海峡と呼ばれ、瀬戸内のなかでも、最も潮の流れが急で、変化を見せる場所です。ここの潮を眺めているだけで、地球と月、自然と私たちのつながりを体感を持って味わうことになります。
この4日間は、とくに決まったスケジュールはありません。毎朝、円坐を組み、互いに思うところを語り合ったのちは、自由です。そして流れる潮目を読みながら、世の潮流を語り合う時間を持ちます。そのなかで、私たちの人生の航路を語らい合い、愉しく生き生きと人生を生きるための「完全充足の4日間」になればと思います。
この4日間は、どうぞ、自身の体の声/心の声をじっくりとお聞き下さい。
また、4日間、円坐の世話人として、くにちゃんこと橋本久仁彦さんをお迎えします。
ワークショップ「潮を読む」のファシリテーターを、マーキーこと青木将幸がつとめます。来島を愛し、通いつづけるマロこと菊間彰と、広島の盟友ヒロキチこと河野宏樹が、島での生活と遊びを全面サポートします。
われら4人とともに、ゆったり過ごし、潮を眺め、ともに遊び、たっぷり語らう4日間を過ごしませんか? ピンと来た方、ぜひとも参集下さい。
瀬戸内の美しい海と、時の止まった島が、そこにはあります。
充実した時間をすごしていただくために、基本的には4日間通しでのご参加をおすすめしますが、スケジュール的に全日程参加が難しい方は別途ご相談ください。
【日 時】
2013年7月19日(金)〜22日(月)
【集 合】
7月19日(金)・13時にJR今治駅集合
(東京駅を6:50発、大阪駅を9:29発のぞみ7号に乗れば到着できる時間です。)
【会 場】
愛媛県今治市 「来島(くるしま)」
(宿泊は島内にある公民館、別荘などに男女分泊)
【参加費】
49,800円(宿泊費、食費、プログラム費含む。渡船代280円別途)
【定 員】
10名程度(先着順)
【主 催】
南海道ネットワーク
※五畿七道の一つ、南海道は、紀伊、淡路、阿波、讃岐、伊予、土佐をめぐる道のこと。これらの場所に縁のあるファシリテーター、インタープリターなどの遊び仲間が南海道ネットワークです。かつての村上水軍のように、瀬戸内を縦横無尽に動き廻り、各所で面白い場を持っています。今回の企画は、昨年度に引き続き第二回目です。
【お申し込み・詳細】
南海道ネットワークHP:http://nankaido.jimdo.com/