三嶺・剣山系の自然林の被害は稜線部においてやや再生の兆しがみられるものの、依然として厳しい状況が続いています。特に林縁部や林内の急傾斜地では裸地状態が回復せず、表土の流出や崩落が起き、物部川濁水の要因の一つになっています。
本シンポでは、三嶺・剣山系におけるシカ被害の実態と、みんなの会の取り組みの成果を報告するとともに課題を明らかにし、流域の住民、行政、環境活動にかかわっている方々の共通認識を深め、今後の活動の方向性と対策のあり方を考えていきたいと思います。
【日 時】
2013年1月26日(土)13:30〜16:00
【場 所】
香美市中央公民館ホール(香美市役所西北隣)
香美市土佐山田町宝町2-1-27
※駐車場は中央公民館の駐車場及び香美市役所の駐車場が利用できます。
【プログラム】
《報 告》
1.三嶺山域における被害の現状と取り組み 依光良三(三嶺の森をまもるみんなの会)
2. 剣山系のシカ被害と私たちの取り組み 内田忠宏(みんなの会・三嶺の自然を守る会)
3.稜線部におけるササ草原の現状 石川愼吾(みんなの会・高知大学グループ)
4.三嶺山域における希少植物種の再生状況 押岡茂樹(みんなの会・西日本科学)
5.香美市及び保護区におけるシカ捕獲状況 公文雅樹(香美市役所)
《質疑・応答・討論》
コーディネーター 奥村栄朗(森林総合研究所四国支所)
【主 催】
三嶺の森をまもるみんなの会
【共 催】
林野庁四国森林管理局、環境省中国四国環境事務所
高知県、香美市、香南市、南国市
【問合せ先】
三嶺の森をまもるみんなの会
依光:0887-56-2366 坂本:088-850-0102
【詳 細】
環境活動支援センターえこらぼ>イベント情報>どう守る三嶺・剣山系の森と水と土−シカ被害の変遷、現状と対策を考えるシンポジウム(6)− (1/26)
http://ecolabo-kochi.jp/modules/piCal/index.php?smode=Daily&action=View&event_id=0000000989