2003年から飛島、対馬、隠岐、羅臼、佐渡、鳥羽、下関・長門、東京と毎年開催してきた「海ごみ(島ごみ)サミット」では、海洋(海岸漂着)ごみ問題に苦慮する地域の課題などを共有し、具体的な対策について関係者が一堂に会して意見交換するなど、問題の改善に向けた多様な主体による連携や取り組みの体制をゆるやかに構築してきました。
これまでの討議の積み重ねや関係省庁などの動向を踏まえつつ、新たな課題への対応に目を向けた「海ごみサミット・愛媛会議」を開催し、国内地域及び国を越えた広域的な取り組みがより活発に展開されていくことを目指します。
【日 時】
2011年9月22日(木)〜23日(金・祝)
【場 所】
愛媛大学 南加記念ホール (愛媛県松山市文京町3 )
【内 容】
[9月22日]
■テーマ1「海洋ごみ研究最前線〜海洋ごみ問題に関する知見の共有」
<講 演>
〇愛媛大学・磯辺篤彦教授、国土技術政策総合研究所沿岸域システム研究室・日向博文室長、九州大学大学院工学研究院・清野聡子准教授
〇東京農工大学農学部・高田秀重教授
〇ソウル大学・パン・インクォン教授
〇中国 国家海洋局海洋環境監視センター Qian Zhao博士
<コメンテーター>
大妻女子大学・兼廣春之教授
■テーマ2 「海洋ごみ研究最前線〜海洋ごみ問題に関する今後の調査・研究について」
テーマ1の講演内容を踏まえ、海洋(海岸漂着)ごみ問題の改善に向けた調査・研究のあり方についての全体討議
<講演>
〇鹿児島大学水産学部・藤枝繁教授
<報告>
〇環境省水・大気環境局 水環境課 局海洋環境室
〇国土交通省水管理・国土保全局河川環境課
〇韓国NGO 他
[9月23日]
テーマ3 「東日本大震災に起因する漂流漂着物問題について」
<講演>
○国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター石垣智基 主任研究員
○九州大学大学院工学研究院・清野聡子 准教授
<報告>
○環境省水・大気環境局 水環境課海洋環境室
など
【参加費】
2日間通し 2,000円(資料代)大学生以下は無料
【懇親会】
9月22日(木)18時より交流懇親会を開催します。
(要申込・お一人4,000円・愛媛大学構内セ・トリアンにて)
※宿泊は、各自での手配をお願いいたします。
【申込締切】
2011年9月12日
【主 催】
愛媛大学・一般社団法人JEAN
【詳 細】
海ごみサミット・愛媛会議 開催案内[PDF]、参加申込書[WORD]