香川県は、今年度から地元市町、NPO等と協働して県内の3百余りある古木・巨樹の調査を実施し、古木・巨樹の保全活動を行っています。今年度は109の樹木の調査を行いましたが、そのうち、治療が必要な樹木について、NPO法人かみは指導の下、地元ボランティアの協力を得ながら土壌改良などの樹勢回復治療を行います。第1回治療は、富田神社のクスノキです。なお、第3回の岩田神社では、三尺フジ(花房の長さが1m超)の花房回復に向けての剪定作業を行います。
■第1回樹勢回復治療日程・対象
1月30日(日)10時から15時ごろまで
富田神社のクスノキ(香川の保存木・さぬき市天然記念物)(さぬき市大川町富田中字宮内114)
(参考)香川の環境http://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyo/shizen/guidemap/tree/tree1/10.htm
※荒天の場合、延期することがあります。
■第2回
2月20日(日)
常光寺(三木町氷上1189)のイチョウ(香川の保存木)の樹冠下土壌改良
■第3回
2月27日(日)
岩田神社(高松市飯田町511)のフジ(県自然記念物)の剪定作業
【「NPO法人 かみは(香川のみどりを育む会)」とは】
平成17年に香川県樹木医会(樹木に関する専門家集団)、香川県緑サポーター会の有志が中心となり緑豊かな香川県の実現を目指して設立。現在、県内の植生管理事業、樹木保護育成事業、環境調査事業、環境教育事業等の活動を行っています。
※この事業は、NPO法人 瀬戸内オリーブ基金の大きな木プロジェクト事業の一環として、NPO法人 瀬戸内オリーブ基金の経済協力を受けて実施します。
「NPO法人 瀬戸内オリーブ基金」とは http://www.olive-foundation.org/
平成12年11月に、瀬戸内海の沿岸や島々に100万本の樹木を植えることを目的に設立。
平成19年8月、NPO法人化。平成22年11月、香川県初の国税庁認定NPO法人。
現在、緑化や自然保護のために活動している団体や個人に、事業資金の助成を行っています。