私たち日本人にとって、身近な環境の一つとして挙げられるのが里山です。里山には多くのいきものが生活していますが、その中でも、最もなじみ深いのがカエルです。
近年、世界中の研究者の間からカエルを含めた両生類の減少が叫ばれており、日本も例外ではありません。
高知県でも種類によっては生息数が減少しているカエルがいることがわかってきました。そこで国際カエル年に合わせて、シンポジウムを開催します。
四国のカエルの将来についてみなさまと考え、保護活動に繋げていければと考えています。(平成20年度 環境ホップ・ステップ・ジャンプ支援助成事業)
【日 時】
2008年12月20日(土) 13:30〜17:30
【場 所】
高知市文化プラザかるぽーと11階 高知市立中央公民館大講義室
【入場料】
無料 ★カエルに興味のある方はどなたでもどうぞ
【内容】
◇基調講演「『田んぼにカエル』と農村の両生類の現状」
大澤啓志 (日本大学生物資源科学部 造園・緑地学研究室)
◇現状報告
「高知のカエル」 谷地森秀二 (四国自然史科学研究センター)
「徳島県でのカエルの現状−文献資料から−」 金城芳典 (四国自然史科学研究センター)
「香川のカエルの現状」 篠原 望 (香川生物学会 理事)
「愛媛県におけるカエル類の現状と保全策のケーススタディ」 村上 裕 (愛媛県立衛生環境研究所生物環境科)
◇総合討論:「四国のカエルの未来」
【関連イベント】
◇懇親会
12月20日(土) 18:30〜20:30 レストラン「タンドルターブル」 (かるぽーと1階)
参加費: 一般5,000円、学生:3,000円
◇カエルの田んぼ再生場所の見学
12月21日(日) 10:00〜12:00 新荘公民館集合 (須崎市下分乙470番の1)
参加費: 無料
【主 催】
特定非営利活動法人 四国自然史科学研究センター
【お問合せ先】
特定非営利活動法人 四国自然史科学研究センター
TEL/FAX:0889-40-0840
http://www.lutra.jp/