NPOグリーンコンシューマー高松は、“もったいないを形にします”をテーマに「割りばし再生プロジェクト」を実施しており、使用済み割りばしのリサイクル活動等に取り組んでいます。
割りばしを通してリサイクルを進めます!
香川県はさぬきうどんで有名ですが、800店余りあるうどん屋さんから発生する割りばしはかなりの量に上ります。そこで、これらの割りばしが焼却処分されるのはもったいない、と割りばしリサイクルが始まりました。2007年現在、これまでに回収された割りばしの量は30トンを超えています。
その他の取り組みとしては、「こどもわりばしサミットinかがわ」の開催や、割りばしを原料とした「紙すき体験」の環境学習講座などがあります。
「ごみゼロ阿波踊り大作戦」は、ごみゼロ阿波踊り実行委員会が主催する徳島県認定のエコイベント活動で、阿波踊り期間中市内に「ごみ分別ステーション」を設置し、ボランティアスタッフが観光客等にごみの分別回収(容器準備)を呼びかけることでゴミの減量を図ろうというものです。
多数のボランティアが参加し、ごみの半分を資源化!
2007年の阿波踊りでは、ボランティアを含む311名が参加し、90Lのごみ袋で306袋(2トン車12台分)のゴミが分別回収されました。その結果、分別ステーションに持ち込まれたゴミのうち、約半分(49%)を占めた資源ゴミを分別回収することが出来ました。
王子製紙グループは、平成4年より送り主(市民団体、小中学校等)の善意で工場まで届けられた使用済みの割り箸を回収し、紙の原料としてリサイクルしています(身近な例で試算すると、割り箸3膳(6本)からはがき1枚、又は、A4サイズのコピー用紙1枚相当)。
また同社では、送り主の善意と原料を頂いた感謝の気持ちを社会へ還元しようと、割り箸回収量に比例した金額を、有効に活用してもらえる団体へ寄付する献金制度を平成17年度に設立しました。この献金制度では、割り箸1トン当たり1,000円を寄付することとしています。
【協働団体】
NPO法人徳島共生塾一歩会、NPOグリーンコンシューマー高松ほか約300団体