GPSを使ったツキノワグマの追跡調査、四国で初めて実施!
投稿日時: 2012-10-02
高知県須崎市のNPO法人四国自然史科学研究センターは、WWFとの共同で実施する「四国地方ツキノワグマ地域個体群絶滅回避のための総合調査」の一環として、GPS(人工衛星を使った全地球測位システム)を使ったツキノワグマの追跡調査を開始しました。
四国のツキノワグマは、徳島・高知両県にまたがる剣山山系に十数頭から数十頭だけ生息していると推定されており、環境省は徳島・高知両県のツキノワグマを「絶滅のおそれのある地域個体群」として指定しています。
同NPOは、今回の調査によってツキノワグマの詳細な生息域や行動パターンを突き止め、今後の保護活動に活かしていく予定です。
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WWFホームページ>四国で初!GPSを用いたツキノワグマ調査はじまる