「衣類をゴミにしない」でCO2の発生を防ぐ「e-cycle」がオープン!
投稿日時: 2010-12-08
2010年12月1日、愛媛県松山市三津港の近くのショッピングセンターに「ユーズドショップ e-cycle」がオープンしました。
古着の販売のほか、リメイクの講座などを行う「ユーズドショップ e-cycle」は、衣類(古着)をゴミとして焼却するのではなく、リユース・リサイクルすることで地球温暖化防止に取り組む、松山市の衣サイクル研究会が企画運営しています。(環境省 循環型社会地域支援事業の受託事業)
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古着販売の広々としたスペースには、メンズ・レディース・キッズ・着物などのコーナーがあり、コート・ジャケット・長袖カットソーなど商品毎に分けて表示があります。シャツ100円〜、着物500円〜など約1万点の古着からお気に入りの発掘を楽しむことができます。
「衣類を燃やすと化学繊維では倍の重さのCO2を排出するんです」と会長の小池あゆみさん。CO2の削減量を見える化するために、お客さんが回収のために持ち込んだ衣類と、同店で購入した衣類を計量。いずれも500グラム、すなわち約1キロのCO2削減で1ポイントが発行され、50ポイントで同店の100円商品券がもらえるようになっています。
また、レジ袋も削減を進める目的で有料(5〜50円)になっています。2回目以降のお客さんは必ずマイバックを持参してくれるそうです。
現在松山市内では同店舗のほか、松山市役所別館や公民館など6箇所で古着の回収ボックスが設置され、衣類の回収の仕組みづくりが大きく進みました。また、同店では障がい者も販売スタッフとして働き、障がい者の就労支援の場にもなっています。
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