地球温暖化の原因と言われている温室効果ガスについては、京都議定書により削減が義務づけられており、我が国においては、平成22年までに6%の削減を行うこととなっています。しかし、本県の平成18年度における温室効果ガス排出量は、基準年に比べ22%の増加となっており、特に、産業部門では26%、運輸部門では20%、民生業務部門では54%とそれぞれ大きな伸びになっています。
地球温暖化問題は、県民各界各層が一体となって、持続的に取り組んでいく必要があることから、県では「地球温暖化防止県民運動推進会議」を設立して、積極的に温室効果ガスの削減に取り組んでいるところですが、この度、中小事業者の皆様において、毎月の電力や燃料などの使用量から、簡単に二酸化炭素の排出量を算定できる「二酸化炭素排出量算定シート」を作成いたしました。
このシートは、それぞれの使用量を入力するだけで、二酸化炭素の排出量が自動計算されるだけでなく、月ごとの排出量の比較や、経年ごとの推移などもグラフとして表示できるようになっています。
事業者の皆様方におかれましては、利用マニュアルをご理解の上、この算定シートを積極的にご活用いただき、二酸化炭素の削減に役立てていただきますようお願いいたしますとともに、ご利用に当たりましては、別添の「算定シートの利用及び排出量削減事業所宣言書」により、計画的な二酸化炭素の削減に取り組むことを宣言いただきますようお願いいたします。
排出量削減宣言をしていただきました事業所につきましては、県のホームページにおいて、「地球温暖化防止活動実践事業所」として広く公開させていただきますのでよろしくお願いいたします。 [愛媛県ホームページより]
【詳 細】
愛媛県ホームページ『二酸化炭素の排出量を算定して「CO2排出量削減事業所」を宣言しませんか!』